おひざの上で舞台を体験できるのは、人生のほんの短い一瞬だけおひざの記憶は、心の深いところであったかくゆれるたからもの
前半(公演20分)ここは夢の森。かえるくんや虹虫(にじむし)くんや蝶々さんたちが、いつも楽しく暮らしているところです。この場所では、のんびりゆったり時が流れています。このおしばいには、セリフがありません。楽器の音(鈴や笛や木琴やハープなど)でつむぐ、小さなやわらかいおはなしです。かえるくんや蝶々さんが、子どもたちのお席へ遊びに行きます。こわいかな?かわいいね。ほら、おててにとまったよ。すてきな出会いが生まれます。生の音、生の動きが、子どもたちの感覚を刺激します。「みんなで見ると楽しいね」きらきらひかる心を、夢の森が優しく包みます。
後半(交流遊び30分)後半は、さわれる楽器やパペット、木のおもちゃで遊びます。おしばいに登場したばかりのベルや木琴を実際に鳴らしてみたり、かえるくんと握手をしてみたり、ダンスしてみたり、自由に体を動かします。音楽一座からのプレゼントもあります。この時間は、写真撮影もOKです。
小さな体いっぱいに日々世界を感じているベイビーと、二つの足で人生を歩き始めたばかりの小さな子どもたちに届けたくて、このおしばいを作りました。お母さんお父さんの おひざの上で舞台を見られるのは、人生のほんの短い一瞬だけ。その貴重な「時」に寄り添って、 「この世界に生まれてくれてありがとう」を両手いっぱいお届けすることが私たちの願いです。今ここでしか生まれないみずみずしい心の動き、言葉にできないあたたかさに包まれる感覚は、生の舞台でしか味わえません。ほんの小さな子どもにも、見る力、感じ取る力が備わっていることに、私たちは驚かされるばかりです。子どもたちの両手の中に握りしめられた「可能性の芽」その芽に降り注ぐ新鮮な水でありたいと願っています。
そして育児奮闘中のお母さんお父さんにも、目が回りそうな日常を少しだけ忘れて、我が子と共に異空間に身を委ねる楽しさを、ぜひ体感していただきたいと思っています。ほっと一息、劇場の空気を吸い込んで、「小さな子どもの保護者」 である「今」しか発見できない宝物を、お土産にお持ち帰りいただけたら幸いです。
すぐに走り回る2歳の息子が、最後までじっと舞台に見入ってて、びっくりしました!
こどもたちの「次は私の番かな」って息をひそめて蝶々を待つ様子、会場全体がさざなみみたいにさわさわゆれて、可愛かった。
あったかい気持ちになりました。お芝居の後の遊び時間にかえるくんをハグできて、1才の娘はニコニコでした。
舞台の色づかいが海外の絵本みたいで不思議な空間ハープの音色に私(ママ)も癒されました。
.